骨が折れたというのは

しかしなかなか治らない。
ただこの骨折でいろいろな人に会えたし人の反応を見ることができた。
概して、若い人は親切であった。また、初老の人や明らかな老人は非常に薄情な場合が多かった。正確に言うと老人は人目を気にする。

意外と若い人たち(といっても30代40代なのだけれど)は自分の価値観で席を譲ろうとする。もっと子供だと「偽善者」というわがまま小僧がすべてをぶち壊してしまう時に使う言葉が頭をよぎるのだろうか、きっと勇気のいることなのだろう、一人でいるときは本当に快く譲ってくれることが多い。

私の足には装具と呼ばれる金属の保護具がついている。ときどきタクシーに乗ると手帳も見せないのに身体障害者割引をしてくれる運転手さんもいる。私のはけがなので障害ではない。

バスに乗ると足(膝)を曲げられないので、通路に投げ出され結構邪魔になっている。なので通勤時間は避け暇そうな開いている時間にしか乗らない。そういった時間は老人ばかりで「どこへ行くの?養老院ゆき?」と不安にさえなる。20人ものっていたらちょっと異常な感じがするが、今の日本の人口の比率からはこれくらいの老人数はある意味ふつうなのだと気付くまでにそう時間はかからなかったけれど。

すごくすいているいる時間にしか乗らないのだけれど、今日足にひっかっかった人がいた。気まずいのですぐには顔を合わせないようにしたがしばらくしてその、足にひっかっかた女の人に方をみると、足と私の顔を交互に睨み付けていた。あたた、こんな人もいるんだ。ちょっとがっかりした。
自分の住んでいる町にこんな人がいるとは。比較的若いその女の人はかわいそうにさえ思えた。

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