アニヲタって

おたく って言う言葉がまるでコアなマニアやコレクターの様に、肯定的に使われ始めて久しいですが、アニメファンのことをオタクとは言いません。

オタクの語源は良く知りませんが、使われはじめたのは宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999くらいの頃だったと思います。「お宅はわかってない」「お宅はまだファンとはいえない」など相手を「あなた」や「おまえ」といわず「お宅」と呼ぶ人種をオタクと定義したのは正確な発祥です。

その後カメラ小僧とかアイドルの過度な追いかけなども含め、複合的にヲタクになっていきました。
ヲタクは決してコアなファンをさす言葉ではなく蔑視した表現であることを、湾曲した解釈をしないようにしましょう。でも日本語は使い方があいまいな人種によってどんどん変わってしまっているからもう違った意味になっているのかもしれません。

オタクがお宅か否かを知るのは簡単でお宅と呼ばれて否定するものがお宅であるといわれています。
とはいっても大して知識もなく無駄に一日アニメDVDを見ているのは堕落したニートであってオタクではありません。

お宅は価値があろうが無かろうか関係なく自分の興味の対象にアクティブです、研究熱心です。知識勝負ですから書籍も持ってます。負けず嫌いです。そうでないとしたらヲタクではなく、ただのファンです。

悲しいことにキャブレター車を知らない世代は基本的に車を外見しかいじらず、ステアリングを替えたりします。バキューム進角やタイミングライトと言っても何のことかわからず話す私を車オタクといいます。DVDのオーサリングの話をするとコピーオタク(コピーじゃ無いのに)PCを自作し焼けたコンデンサーを替えれば半田オタクと言われました。

今の20才台は一体何ができてどうしたいのかわかりませんが、恐らく日本は技術で他諸国に秀でているとかいまだに思っているのかもしれませんが、もう自慢する国内企業は無いと思ったほうがいいのかもしれません。

ソニーは日本の会社ではないかもしれません、トヨタはGMにぬかされています、
若い人たちの中から教員ではなく研究者が生まれてこなければ、日本は本当の意味でも中国韓国に抜かされてしまうと思います。日本人の多くは一ヶ国語しか話せません。

勤勉で根性乗った研究者気質の日本人がつくった文化の上にあるだけで、日本人を語る生涯子供が多くなってしまったことを憂いて止まない今日この頃です。

なんて言っても自分も同属だったりして。
いや、違うな。

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