マネジメント

始めてこの言葉を使った時は「マネージメント」と言っていた気がします。だから和訳的には「マネーアレンジメント」だと思っていました。経営的には経費計画みたいなものを管理するからマネージメントであると。
後にERP(エンタープライズリソースプランニング)と言う言葉を知ってからはERPが私の考えていたリソースプラン=お金の使い方に近いであろう事を認識しました。

ドラッカーはAKB関連のプロデュースもする方の著書の「もしドラ」から、かなりの人が名前は知っているものとなりましたが、私としては「もしドラ」のネーミングがどう考えても「とらドラ」から来ているように思えてなりません。

専攻が経営工学であったのでドラッカーは良く見る名前でしたが、今回の「もしドラ」がブームになったことで、いろいろな事を知りました。

実はドラッカーの父親とイノベーション原理のシュンペーター(工学部的にはこちらのほうに感銘を受けていた)が知人であったとか、・・・一番は当時はまだ生きている人だったことが驚きでした。

私の中ではエジソン級、とまでは行かなくてもマルクスやレーニンの仲間にしちゃってましたから。

このドラッカーの「マネジメント」について熟知しているわけではないですが、「もしドラ」で起こっているように、およそ人間の行動や集団には適用できる考え方であるとは思います。

これほど体系的な整理された考え方ではないにせよ、人生の中で小集団を作り、それが会社組織に似ている感覚は管理業務に近いことをされた方は気が付かれている事と思います。

管理業務って会社の管理職じゃなくて、何かの実質的なリーダーっていう意味です。

学生時代にバンドを組んでいました。ブラスバンドのように大人数ではなくいわゆるコンボです。各パートにはそれぞれ「リズム」「メロディ」「ハーモニー」の役割が複合的にあって(分かれているわけではない)担当しています。

バンド(という小集団)の目的は別にバーベキューサークルでも良いのですが、目的を持って集まってきます。いまどきは「出会い」なのかもしれません。いわゆる下心ですが開き直って「出会いのために集まってる」と言い切ってしまっては、既にそれは下心ではなく目的になっています。不純なのか程度が低いのかは別として目的ではあります。

話がそれまくりですが。そのバンドも参加の目的はいろいろありますが、一つは「維持していく事」が重要です。維持するものは集団の構成員自体もそうですが、モチベーションです。

いくら趣味や遊びと言っても課題となるものがあったりします。練習もします。音楽はスポーツです。やらなければすぐに技術は衰えます。また創造していく(作曲でも編曲であっても)は複数の人間で作る事が多いですが記譜してこなかったり何も構想が無ければ進みませんし、誰かがいつもやってこなければモチベーションは下がる一方です。(考えてもできないものもありますがここで言っているものはできる程度の内容です)

これが、ドラッカーのマネジメントでほとんど当てはまって来ます。心理的なつながりも大事ですが実際には、それすらマネジメントされていなと危険にさらされる気がしています。

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