語源 1

むかしぶりっ子という言葉が良く使われていましたが、松田聖子というアイドル歌手によって広まったというのか、共に普及したというのか。いわゆるカマトトのことですが、派生語?にハマチやハマチっ子などもあった様に思います。松田聖子の本名が、かまちのりこだから訛って、かまちっこになったのかとしばらく思っていました。

これって通勤バスの「ワンマンバス」をみて女子中学生が「マンタンバス」の間違いじゃ?と言っていたのと同じなのかも知れないと、恥ずかしい思いでした。

以前から、語源で気になっていたものに「ダサい」というのがあります。

ダサいはずっと「だって埼玉だもの」から来ていると思っていたので、自分が使い始めた当時(1978年)は埼玉県民が必死に「ちばらぎ」や「だっちば」と無理のあるごろの悪い言葉で応戦してくるも他府県民の支持を得られず定着したのは「ダサい」だけだったように記憶しています。

今の埼玉の人たちは違うのかもしれませんが、当時は年齢に関係なく埼玉県民はパステルカラーを着る人が多いイメージでした。いい年のお父さんがそんなに明るい色はちょっとな感じでしたが、千葉はグレーやエンジの地味な色使いが多いように思えたので、どちらがましなのか。

「ダサい」自体はやぼったいとか格好悪いの意味なのでしょうが、私は逆に田舎っぽいというのではなく、弱々しいとか情けないという意味で使ってました。語源の説にある「田舎」でだしゃと読んでるのは聞いた事もないですし厳密な語源は違うところにあるかもしれませんが、どちらかというと車のギヤが抜けて惰性で走るところから「ダセー」という方がなんだか憎めない間抜けな埼玉県民の気質に近い気がします。

いや、「ダサい」は「だって埼玉」ではないのかもしれないので話の進め方が変な事になっていました。

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