TTPってなんだろう

環太平洋戦略的経済連携協定というものらしい

経済連携ってどこの国かと思ったら、参加加盟国のGDP比率ではアメリカ70%、日本22%、あとはオーストラリアが4%とその他4%っていう感じだった。

日米でしかないということを、基本に置いて考えないといけないですね。

関税がなくなり貿易が自由化になるとどうなるのか簡単に考えると

〇円高である間は輸出が増えるわけが無い
〇工業製品(TVや車)はすでに2.5%なのでなくなっても日本は有益でない、また既に海外生産なのでTTPの参加によるメリットはほとんどなさそう
〇農産物は安く買える。国内で農業従事者がますます減る。低い基準の農産物が入ってくる。アメリカの輸出用の狂牛病対策の作業基準を知ってる人はこの恐怖がわかると思いますが、遺伝子組み換え表記などもほとんど撤廃の方向なんではないでしょうか。

普通に考えて、農業主体の東北地方の状態から、今TTP参加ってどう考えたら賛成できるんだろうか。どうやって復興しろと言うのでしょうか。

TTP参加は農協の保護が終わるだけみたいなことを言っていたりする風潮があるけれど、中国までひどいことにはならないにしても、食べ物の規制は基準を下げるとびっくりするものが入って来ますね。国内消費と輸出品はアメリカも分けている。遠くに運ぶものが同じ品質のはずはないし、おいしくないとかいうレベルなら気にしなくてもいいですが、安全面からはとても安心できるものではないですね。
アメリカ人が普通に食べてるものが輸入されるわけではないです、というのも知っておく必要はあります。

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